体調の変化


サクラが終わったら新緑の季節。一雨ごとに新芽が伸びていく。


つわり
 あまりひどくはなかったが,匂いに敏感になった。魚の生臭さ・スーパーでの揚げ物をしている匂いがダメだった。Twitterで「スーパーの魚売り場と総菜売り場に近づけない」と愚痴ったところ,「結界が張られているのです」とユーモアたっぷりのリプライがきた。この表現の仕方が面白くて,しょっちゅう使っていた。
 最盛期に気持ち悪いと感じたのは,すれ違った人の加齢臭,女性陣の集まり(香水),タバコを吸った人の臭い。食べ物ではルッコラミョウガ・納豆など香りが強いもの。食べ物で吐くことはなかったが,気持ち悪いと感じるとダメなようで,煮こごりを洗っている時に「う、ぷるぷるして気持ち悪...」と一度戻してしまった。気の持ちようなのかもしれないが、気持ち悪いと感じることは止めようもないので難しい。また,歯磨きをするときも「うえっ」となりやすく,歯磨きで戻してしまったことも。なお,戻しても風邪の時のように苦しい・気持ち悪いということはなく,吐いた直後のダメージはそれほど大きくなかった。
 つわりとは違うが,無性にイチゴが食べたくて仕方ない時期があった。また,その日その日で食べたいものがころころと変わる。ある日は揚物が食べたいのに,次の日は見たくもなかったり。自分で自分の食べたいものが予測できなくて困った。スーパーに入って体の要求に応えるという日々が続いた。この症状は安定期には解消した。


睡眠不足
 深く眠れる方だったが,急激に眠りが浅くなった。4−5時には一度目が覚めてしまう。これは頻尿も関係していて(大きくなった子宮に膀胱が圧迫されるため),トイレに行ってまたうとうとするという眠り方。また,毎日のように明け方にとても鮮明な夢を見るようになった。睡眠不足を多少なりともカバーするため,朝早く起きる習慣をつけるのをあきらめ,少なくとも7時間は布団に入るようにしている。それでも眠いので,午前中はパソコンに向かい,特に眠い午後は手を動かす仕事を入れるようにしている。この症状は現在進行中。


足の付け根の痛み
 妊娠初期(3ヶ月ごろ)とめきめきとお腹が出っ張ってきた妊娠中期(5ヶ月)に左足の付け根が痛んだ。もともと腰痛持ちなので、腰の筋肉と繋がっている臀部の筋肉が痛むのかと最初思っていたが,どんなに揉んでも叩いても改善しない。ひどい時には歩くたびに痛むので歩行速度がめっきり遅くなって,お婆さんのように少しかがんで「イタタタタ…」と左足をかばいながらよろよろ歩いていた。後で妊娠本を読んで分かったが,子宮と骨盤を繋ぐ靭帯が伸びることによって起こる痛みなのだそう。妊娠初期の痛みは2−3週間,中期の痛みは1週間ほどで消えた。