暖かな気持ちになる呪文

深見じゅんの「ぽっかぽか」っていう漫画、ご存知ですか?今日は、本屋で最新号を立ち読みしてですね。うかつにも涙ぐんでしまいましたよ(わーはずかしー)

お話自体もとてもいいのですが、なんだか心にしみたセリフがあったのです。「(こどもの)小中学校を楽しめばいい」

なんのこっちゃと思われるでしょうが、「色々将来を心配するより、今ここにいるこどもとしっかり向き合った方が楽しく、幸せ」という意味とお考え下さい。

さて、自分に振り返ると。私にはまだ子供がいません(妊娠トライ中です)。学位をようやく取得し、さて子供産むぞ、と思ったものの。なんだか仕事が楽しくなってしまい。妊娠を腹の底から希望していない自分に気がつきました。子供は欲しいと思うのです。ですが、まあ時々こういう心根も出てきてしまうのです↓

「重いもの持てないから実験やりづらいなー。実際妊娠したら人雇わないと・・・、うう、研究費もうないよー。科研費は1年しか育児休業のブランク取れないから申請できないなー。3年休むとなると、今のうちからたくさん実験仕込んでおかないとなー。」


で、話を元に戻します。「今ここにいるこども」と向き合うってどういうことかな、と考えたのです。人生において、初妊娠チャレンジ中、できるかなーできるかなーとそわそわするような時期は、あっという間に過ぎ去ってしまうのではないかと思いました。このわずかな時期を、上記のような「仕事(研究)を阻害するもの」と受けてイライラするのは、あまりにももったいない。しっかり向き合って楽しんだらいいじゃないか、と考えました。
では、どう楽しんだらよいのでしょう?導き出した結論は、「おいでおいで」とお腹を優しくなでさすることです。・・・書くとめっちゃ恥ずかしいというか莫迦みたいですが・・・、幸福感に満たされました。


イライラする思考に陥りそうになったら、「おいでおいで」と唱えてみることにします。これって女性だけに有効かなと思いましたが、考えてみれば相方の男性だって幸せに浸れるかもしれませんね。