必要性による実行回数の差=能力

家事分担研究の現在
http://d.hatena.ne.jp/jtsutsui/20100214/1266156174

若い年代の夫は平等主義的態度を持っていながら実際には家事をできていない、という傾向があります。調べてみたわけじゃないですが、これは夫の「家事トレーニングコスト」を妻が負担しきれないからじゃないか、という話も聞きます。私もこれが大きいかな、と思います。

うんうんその通り。
なぜ我が夫は(ほとんどの世間一般の男性としてもいいけれど),家事ができないのかっ。小さい頃に母から教育を受けていないからだという理論は通じないぞ。なぜなら,一人暮らしをしている時間=自己トレーニング期間であるはずだから。すでに実家に住んでいる期間より,一人暮らしをしている期間の方が長くなっているのです。


と,ここまで書いて気づいたこと。
「家事」といっても様々。夫,料理,片付け,掃除はダメダメですが,アイロンがけ,靴やスーツの手入れは私より上手です。


う〜ん,これは単なるトレーニング期間という理由ではないなあ・・・
必要性による実行回数(トレーニング量)の差,かな。


スーツと革靴で仕事に出かける夫にとって,それらの手入れは必要不可欠。
一方,食事は外食やコンビニで済ませれば良いし,部屋が汚くても(私以外は)誰も文句言いません。我々は別居しているので,文句言われる回数も少ない。したがって,料理・片付け・掃除の回数はぐっと減少する,そして上達しない,と。


ふーむう。では必要性を上げるしかないわけですねえ。よし決めた。
夫よ,来月から私と同じ金額の生活費で生活して下さい。自炊して食費を削りましょう。外食費+食費+日用品費で月2万円ね♪(ひでえ妻だ)。



(追記)
冗談です(半分本気だけど)。ほんとは,それぞれが得手とする家事を負担すればいいと思っています。両方が苦手なことは一緒に楽しくできたらいいな。家事能力をつけて欲しいと思う最も大きな理由は,「大変なときにさりげなく助けて欲しい」から。仕事でへとへとな時,育児で煮詰まった時,病気でダウンした時。そんな時に,美味しいご飯が出てきたら。面倒くさい家事が終わっていたら。すごーく嬉しいと思うのです。
・・・逆にねえ,疲れ切った時にマズメシが出てきて(でも無理に笑って褒めないといけない),台所も片づいてなかったら(疲れてるのに片付けなきゃいけない),全く助けにならないどころか,負担になってしまうのです。だからこそ,いざというときにだけでいいから,能力を上げておいて欲しい。そう思うのは,自分勝手な要望,なのかなぁ・・・